二度目の精神科入院

脱毛で頭髪が薄くなってきた原因が乳がんの女性ホルモン抑制の注射と薬だと考えた妻は、それらの治療をやめたいと言い出してたので「どうしても嫌ならば中断すればいいやんか」となだめてたのですが、おそらくそのことばかりを考えるようになって、小康状態だった鬱が一気に悪化したように思えます。

ふたたび精神科病棟に入院することになったのですが、今度の主治医の先生は前回の若い女性の先生ではなく、30代後半くらいの男性の先生でした。

穏やかな話口調で安心感があります。

前回同様、亜混迷状態の妻は自分で説明できなくなっていたので、アカシジアの症状が出て、今日に至った経緯を僕が説明し、ふたたび入院となりました。

今回は現在服用してる薬を変更してみるとのことでした。

妻は乳がんの薬を服用しているので、その効果を弱めてしまう抗精神薬があるみたいなのですが、それを避けて違う薬を処方してくださるとのこと。

もう、ただただ先生を信じるしかありません。

入院中は、またまた面会できませんので、着替えなどを持っていったときに開く扉の隙間から、手を振る妻の姿がチラッと見えるだけです。

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