皮膚筋炎 発症

乳がんで通院している大学病院の膠原病内科を受診した妻。

診断結果は、膠原病のひとつである皮膚筋炎という病気でした。

膠原病とは自己免疫疾患で、本来ならば細菌やウィルスなどに対して発動するカラダの免疫システムが、攻撃する必要のない自分の正常な組織に対して発動してしまう病気のようです。

スタンリー・キューブリックによる「2001年宇宙の旅」に登場するHALのように暴走するわけです。

膠原病というのは特定の病名ではなく、様々な自己免疫疾患の総称であり、その中のひとつである皮膚筋炎というのが妻の診断された病名なのです。

皮膚筋炎は、目の周りが赤く腫れぼったくなるヘリオトロープ疹という症状がでるらしいのですが、妻には発症していない代わりに頬や鼻の周りの紅斑、そしてゴットロン丘疹という、仮面ライダーV3とXの悪役が合体したような恐ろしげな名称の、手指関節の背面が盛り上がって赤色にガサガサとなる症状が発現していたようです。

そのほか、筋力低下により腕が挙げづらかったり、階段の登り下りしづらかったりといった症状があるようですが、妻は乳がんの広背筋皮弁法による再建手術によって右腕が動かしづらくなっており、もしかしたら、皮膚筋炎によって動かしづらかったのかも・・・とも思われます。

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