皮膚筋炎で再び入院

膠原病内科の受診から帰ってきた妻の口から発せられた言葉は、僕の思考を止めるには充分な破壊力でした。

乳がんでの2週間の入院期間でさえ、仕事と家事の両立は大変だったのに、さらに倍以上の一ヶ月以上とは・・・。

しかし一番大変なのは妻自身ですし、なんとか乗り切るしかありません。やるしかないです。

やるっきゃ騎士。

 

皮膚筋炎の治療は、一体どんなことをするのでしょうか?

皮膚筋炎は自己免疫疾患で、免疫システムが自分自身の組織を攻撃しますので、とりあえず免疫力を下げないといけません。そのためにステロイドを大量に3日間点滴し、その後は内服で徐々に量を減らしていくステロイドパルス療法を行います。そうすると炎症と免疫機能が抑えられますが、ウィルスや細菌に対する抵抗力も下がりますので、感染しないように入院して医師の観察下で加療する必要があります。

妻の場合はステロイドパルスを行うまでではなかったようで、ステロイド内服40mgから始めて、2週間ごとに5mgずつ減らしながら様子をみるという治療だったようです。

ステロイドの効果が現れるのが2週間ほどかかるらしく、その効果を見極めて退院となるようですので、やはり一ヶ月後ほどかかるのだと思います。

退院時は1日に30mgを服用しており、退院後も自宅で引き続き2週間ごとに5mg減らしながら、再発がなければ10mgまで減らして、あとは2週間ごとに1mgずつ慎重に減らしていき、5mg/dayを目指すということ。

結局、妻が退院するまで5週間を要し、その間、母の助けをかりながら、僕は仕事と家事をこなし、なんとかのりきるのでした。

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