妻の新たなる闘いのはじまり

妻の乳がんの手術から4ヶ月が経ち、手術痕もテープ交換や軟膏を塗る必要もなくなり、ある程度おちついてきました。

あとは、広背筋皮弁法による再建手術で腕の可動域が狭くなっているようなので、そのリハビリをしたりしながら外来で経過観察していくだけになっていました。

桜も散り始めた4月1日、晴天で気持ち良い日だったので、花見がてら久しぶりに散歩でもしようかと、二人でかけました。
とても暑い日でもありましたので、あまり妻のからだの負担にならぬよう、適当なところで引き返してクルマで帰宅しました。

それから1ヶ月ほど経ったある日、ふと妻の顔を見ると、彼女の頬から目の横にかけて皮膚が赤くなっていることに気付きました。
ちょうど少し前に、同じように頬が赤くなっている女性の患者さんがいらっしゃったのですが、その方はコロナマスクのための皮膚炎という話だったので、てっきり妻も同じなのだと思いました。

妻も、久しぶりに散歩したので紫外線アレルギーか何かだと思って皮膚科を受診し、塗り薬を処方してもらって塗っていたらしいのですが、一向に症状が軽減しません。

( ・・・膠原病じゃないのか? )

そんな嫌な予感がしたので、内科医の友人のところへ連れて行き診てもらうと、やはり膠原病の可能性があるとのことで、乳がんの手術をした大学病院の膠原病内科に紹介状を書いてくれました。

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