つなぎの入院

抑鬱状態に加えて、病院で7時間待ってぐったり&イライラしてる妻は、友人の病院に行くと言って聞きません。

なんとか妻をなだめながら、来週の入院予約をして自宅へ連れて帰り、来週までの1週間どうするかを、ヘルプで来てくれてた僕の母と考えた結果、やはり妻の友人の精神科病院に預かってもらうのがいいだろうということになりました。

友人に電話して1週間だけ預かってもらえるか尋ねたところ、快く承諾してくれました。

困っているときに助けてくれる友人の存在は、本当にありがたいと改めて思いました。

自宅からクルマで1時間ほどかかるところにある病院なのですが、友人はタクシーで来ることを勧めました。なぜなら、鬱の人を自家用車に乗せてくると、走行中にドアを開けて飛び出す人がいるらしいのです。ですので、母と長女がいましたので、後席に妻を中央にして挟むように座らせ、自家用車で向かうことにしました。

すでに外来診療は終わっているので、時間外・救急入口から入れてもらい、車椅子に妻を乗せて病棟へ。

妻には問診すらできないくらい憔悴しきっていますので、コロナに感染していないか確認し、そのまま病棟へ入れてもらって、僕が本日3度目の問診。

総合病院の研修医、主治医、そして今回と、同じ話を3度もしてると、どんどんブラッシュアップされ、落語家のように流れるように説明できるようになっていました。

妻が僕に対して20年間悔しかったと言っていたことを、問診していただいた宿直のドクターに話しますと、「それは病気なので気にしないでいいです! 糖尿病とか高血圧とか、そういう病気や症状と同じなんです! まったく気にしないでいいです!」と言ってくれました。

その先生は優しく気にしないでいいですと言ってくれましたが、僕の同級生の精神科医に「火のないところに煙はたたずっていうから、心のどこかで恨んでたんちゃうやろか?」と言いますと、

「そらまぁ、そうやろな」と言っていましたが。。。

とりあえず、この1週間は妻の健康についても心配しないですみますし、僕も久しぶりにゆっくり寝れることになりました。

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