妻が乳がんに

2020年の9月某日、仕事中に妻からLINEでメッセージ。

どういう内容かは察しがついていました。
この日の朝、妻は右胸の違和感を訴えており、婦人科のクリニックを受診すると言ってたのです。

2〜3年前から右側乳房に違和感があって、前述のクリニックを受診したところ良性の乳腺線維腺腫と診断されており、定期的に検査に来るようにクリニックの先生に言われていました。

しかし、妻がマンモグラフィ検査が苦手であることや、子どもたちの受験があったので、それが終わってから……と、しばらく定期検診にいってなかったのですが、ここ数日、いよいよ右胸の異常を感じた妻は、クリニックへ行くことにしました。

妻が受診したクリニックの先生は、良い意味でサバサバした女性の先生らしく、事実を妻に伝え、近くの総合病院に紹介状を書いてくれました。

こころなしか、iPhone越しに聞こえる妻の声も、それほどショックを受けているようには聞こえませんでした。

この時は。